消去できないメールが来ました

消去できないメールが来ました

メル友とメールをやりとりするようになって1年半くらい立ちます。

やりとりのきっかけは僕のHPに頻繁にコメントしてくれる子で、閉鎖するときにフリメに連絡くれたのが始まりでした。

僕は先天的に体が弱くてリアルでの友達なんてほとんどいません。

でも、その子はほとんど毎日のように学校のこと、部活の事、日常のたわいも無いことを報告してくれるんです。

最初はそんな報告がイヤミに思えたりもしました。

僕は俗に言う社会不適合者で、学校とかほとんど行けずじまいでしたので。

メールから想像するメル友はとても活発な感じで、部活の大会とかの報告なんか見てると辛い気持ちになったりしました。

きっかけとなった僕のHPは自分の病気のことや、読んだマンガや本の事、完全に文系の内容だったし、なんかそんな僕を哀れんで偽善っぽく思えたから。

なんか卑屈な感じだけど僕は日中が苦手で、軽い言語と歩行障害があるのから特殊な状況での学校しか通えなかったし、スポーツ見るのは好きだけど体を動かすとかできなかったのでそういうふうに思っちゃってました。

そんなこんなで最初のうちは僕からメルすることはまったくありませんでした。

でも杏は毎日時間通りにメルくれて、けっこうすぐに僕はだんだんその時間になるのを待ち遠しく思うようになりました。

半月以上過ぎたころからは、なんていうか、うぬぼれかも知れないけど、杏がメルするの楽しんでくれてるような気がして。

僕は何もできないし、面白いことも無いくせにです。

そういう気持ちになってから、卑屈になる必要は無いなって思えたんです。

でも好きとかそういうのとはちょっと違ったんですよ?

実際会えはしないと思ってたし。楽しそうな日常を送ってる杏に嫉妬じゃなくて憧れっていうか、それを報告受けて共感できることがうれしく思えてきた感じです。

調子に乗って僕からもメールするようになりました、読んだ本、マニアックなマンガの話とか、vipで得た情報、自分の中にこんなにもうざいくらいの行動力があったなんて思わなかったっす

メールって返信が来るとうれしいんですよね。

杏の着信音を聞くとニヨニヨしてくるって言うか

でも好きって感覚が怖いもんだってのも初めて知った

そして、調子に乗りすぎると駄目なんだってのも初めて知りました。

急に定時メールが来なくなったんです。

さすがにうざがられたかと思いました。

原因はなにかなって悩んだり反省もしたけど経験がないと駄目ですね。

どうすりゃいいのかも解らずただただ一方的に馬鹿みたいに今日の食事の話とかをメルしてました

なんとなく日常に無感覚になっていたら急に来たんです

「会いたいな」って杏から・・・・

でも、それのメールを見た瞬間、うれしいってか会ってみたいっていうよりも恐怖が・・・

僕は文章ならいいけど、会話となるとやっぱ聞き取れない部分が多いと思うし、なにより会う手段もないですし、ガリガリだし・・・って

気づいたら、返信できないまま3週間くらいたってて・・・・

そしたら今日の日中にメールが来たんだ。

なんかそれ見た瞬間どうしようもなくなったんだけど、落ち着いてきたし、今からそのメール全文コピペします。

当たり障りある部分はすこし変えさせてください。


○○さんいつも杏とメールのやりとりしてくれていたんですね。

私は杏の母親です、いきなりのメールずいぶん驚かれることと思いますが、何度も迷ったのですが送らせていただきます。

あなたと娘のメールのやりとりは別フォルダに保管されていたのでそこで見てしまいました。

ごめんなさいね。

いろいろと仲良くしていただいてありがとう、娘も喜んでいると思います。

ありがとう。

でも、それを見て私は杏の母親としてあなたと話をしなければいけないとと覚悟をしました。

はあなたに会いたがっていたようですがそれは叶いません。

8/2 17:19 娘は17年間の頑張り続けた生命を静かに休ませる事になりました。

隠し続けた娘を思うと私の判断は間違いだと思います、娘はあなたと同じ病気を抱えていました。

あなたとのメールのやりとりは娘の理想の姿そのものなのでしょう、涙が止まりませんでした。

娘の理想の姿を信じてくれているあなたにこの事を告げること、それは娘の理想の姿を壊す事になる。

本当に悩みましたし、娘には怒られてしまうでしょうね、

ただ娘は体が動かせなくなってからもあなたに会いたいって言っていたの。

言っていたから娘が初めて好きになった人だから本当の娘を知ってほしいと思ったんです。

母親のエゴかもしれませんね、娘のことは覚悟できていたとは言え、あなたの気持ちを考える余裕もありません。

もし、良ければ娘に会いに来てください、 XPの事を思うと非常識ですが母親としてのエゴを押し通して申し訳ありません。  では


~で住所が書かれていました。

なんかコピペしててもまだ体がカタカタいいます。

僕は、このメールを見たときになにもなくなった気がしました

落ち着いたつもりでしたがまた涙は出ます。

僕は、彼女に病気の愚痴や焦りも話してました。

僕はいたずらに彼女も抱えている同じ不安を煽っていただけなのかと

今までのやりとりを思い、死にたくなりました。


行くべき・・・・なのはわかってますでも


距離的にはいけると思います 車は親の車が僕のための装備が整っているので・・・

でも、僕の親と一緒だと、親にいづれ来る現実を直視させてしまうのではないかと思い 心情的に頼みづらいです。


ごめんなさい、釣りじゃないです。 鬱展開申し訳ないです

頑張ります、ちょっと親に相談してきます。


話してきました

母が途中泣いたので、父も起きてきて3人で話した すごく短い時間で、結論が出ました


いつも僕の活動時間は父は仕事があるので寝ていますが 母は完全に僕の活動時間に合わせてくれてます。

家はUV加工窓+完全遮光カーテンなので本当は日中でも大丈夫なのですが やっぱりってことで夜が活動時間になってます。

次から報告します、涙止まらないよ


まず、XPは遺伝子疾患なので、XPの親は少なからず 病気に関して自責を感じているモノなんだと思います。

僕の母はとりわけそれが強いみたいです、僕は母くらいしか 話し相手がいないもので、隠し事はないのですが、杏のことは なんか恥ずかしくて、話したことがありませんでした。

順番にここで報告したようなことを母に話すと 声を上げて泣き始めました、僕は泣かない様にしました。

遺伝子なんか責めたくないから


母は生活サイクルを僕に合わせてくれているように

少しでも僕に長生きしてくれと思っている、杏の家までは日帰りというか

半日ではいけないのでできればやめて欲しいと言っていました

訪問しなくても来てもらったりしようと提案してきました

でも、僕は杏が生活していた場所を見たいとも思ったし、

なんていうか、そういうことじゃないんだ、必要とされた喜びと

僕自身の意思だって話をしました

その話の最中に父が起きてきて

もう一度話をしようとしたら、「聞こえてた」と

そして、会社は休みをもらうから杏の家と明日にでも連絡を取れ

母さんは俺が説得すると


部屋に戻ってきたら急に涙が出ました。 母親・父親に対する申し訳なささというか・・・と

やっぱり杏に会える、って思い、恋心とかはありえないと思ってたこと

そして杏がやっぱり死んじゃったんだってこと。

だから、会うことになったんだって・・・・・

杏に線香をあげるとき僕がどう思うかはまだわかりません

好きな人、心の支えだった人になにをしてあげれたかというと

何もできなかったし

いづれくる僕の死にたいする実感を増すのが怖い気もします。

けど、親にわがまま言って、反対を押し切ってまで何かをしたかったことなんかなかったし

ただ、行ける事になってうれしいと思います


ああああああ怖い、、、、、、、、

杏がいない世界、死という現実、これから先の僕の生き方・・・・

怖いけど、vipにスレ立てて良かった。

話を聞いてもらってよかったです。

杏のトコいったら、これから先に僕が何をすべきかわかるかな?

わからなくても杏と知り合えただけで意味があるのかな

もし、たくさんの人が書き込んでくれた頑張って生きるとかの言葉

前向きな言葉が嘘じゃないならそれだけでも価値が見出せそうです。

ありがとうございました

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