
神戸の人にとって自衛隊はヒーローやねん
当事者にとっては、自衛隊がどう遅れたかなんてわからんし、警察も自前の警察署がつぶれて、総がかりで中の埋まった署員を助けようとしてるねん。
でも、その掘ってる横に机を置いて、(自分も掘りたいだろう気持ちを抑えて)俺らの言う
『誰がどこに埋まってる』
とかの調書も、同時に取ってるわけよ。
本当に異様な光景で、誰も助けてくれへんという無力感が漂ったとき
どこまでも続く道のかなたから
自衛隊の車列がたくさん見えたとき、みんな拍手して
道に駆けつけたもの。
どれだけ嬉しかったか。
あの人らプロやから、もーすごい勢いで掘り起こしてくれるの。
中の人は助かってないことが多かったけど
俺ら、あそこの中で生き埋めになってるかもしれない思うだけで
体かきむしりたい思いやったから。
生きてるにしろ死んでるにしろ、埋まった人が出てくるということは嬉しかった。
大きな公園のあちこちに自衛隊が駐留してテントはって、近くにそういった人がいてくれてるというだけで力ずよかった。
ほんまに、神戸の人にとって自衛隊はヒーローやねん。
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