天国にいる継母に謝りたい

天国にいる継母に謝りたい

私の母は、私を産んですぐ死にました。

なので、再婚した新しい母に育てられました。

でも、再婚してから一年後、事故で父が死に、気まずい空気の中、時間だけが過ぎていきました。

私は一花という名前を気に入っていませんでした。

母には、

「一本しか咲かない花が一番きれいなのよ」

と言われました。

でも、一本しか咲かない花なんてないし、私自身では自分の事がかわいい(きれい)とは到底思えません。

この名前をつけたのはあなたじゃないのに、、、

そう思って、いつも母に怒りをぶつけてしまいました。


私が小学4年生の時、学校から帰ってくると、キッチンで母が血を吐いて倒れていました。

私はどうしていいのかわからず、とりあえず隣の家の人に救急車を呼んでもらいました。

母が倒れた原因は「胃潰瘍」といって、ストレスなどにより胃に潰瘍ができ、出血するために起こる病気です。

母はひどかったために、入院することになりました。

私は毎日習い事があり、お見舞いにいけませんでした。

再婚した母なので、血もつながっていないし、正直休みの日をけずってまでお見舞いに行く気にはなりませんでした。

母が入院してから3週間後、初めてお見舞いに行きました。

知らされていた部屋に入ると、母の姿はありませんでした。

なんと、母はすでに死んでいました

親戚の家で暮らしていたため、家に電話が来ていたことも知りませんでした。

私は泣きました。

体中の水分がなくなるくらい泣きました。

そして、後悔しました。

母にストレスをかけていたことを。


天国にいるお母さんへ

あれから9年、私は医学の勉強をしています。

母と同じ病気で亡くなる人が、又、悲しむ人が、一人でも減らせるよう日々勉強しています。

お母さん、私のせいでストレスをかけてしまってごめんなさい。

お母さん、育ててくれてありがとう。

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